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2020年1月23、24日に開催されたイベント、「DOCOMO Open House 2020」で展示された、最新のMRデバイスを活用したコンテンツ「ウルトラマン MR Show」。ワントゥーテンは、円谷プロダクションの協力の下、企画から演出、コンテンツ制作、そしてブースゾーニングから運営までトータルでプロデュースいたしました。
「ウルトラマン MR Show」は、ウルトラマンやバルタン星人の高精細な3Dスキャン、本物のアクターによるモーション撮影、円谷プロダクションの演出家との連携により、バルタン星人が初登場した第2話をオマージュした演出、映画にも使われている本物の巨大ジオラマを再現した、正統派の「ウルトラマンバトルショー」です。
その場でMRデバイスを装着すると、ウルトラマンとバルタン星人がジオラマで激しいバトルを繰り広げる「最先端3次元MR体験」をすることができます。
MRデバイスならではのオクルージョン機能や自由視点での視聴設計、同時に複数人がシンクロして視聴できる体験システムにより、多くの来場者にお楽しみいただきました。
さらに、Azure Kinectを複数台同時接続することで、ジオラマのサイズになった自分たちがその場で反映される「リアルタイム転送システム」や、観覧をしている方々もまるで自分がMRデバイスを付けているような感覚になれる「ミラーリングシステム」を開発。
各方面から注目を集める最先端テクノロジーを通じて、来場者から大きな注目を集め、体験待ちの列が途切れることはありませんでした。
世界的にも最先端となるデバイスを使用した開発は、今まで培ってきたノウハウやナレッジを活用しても作っては壊すの連続で、イベント当日まで調整を続けることになりましたが、運用も含めた総合的な体制により無事本番を迎え、来場者アンケートにおいて「NO.1ブース」の評価をいただきました。


街で暴れまわるバルタン星人

激しく戦うウルトラマンとバルタン星人

迫力のある空中戦

ジオラマ転送用Azure Kinect撮影スタジオ

多くの方に楽しんでいただきました
Credits
- Client
株式会社NTTドコモ
- Content Partner
株式会社円谷プロダクション
- Account Producer
住本 宜子
- Producer
鈴木 浩之
- Planner
村上 琢哉
- Project Manager
呉 可
- Technical Director
北島 ハリー
- Engineer
廣居 達也
- Engineer
横田 達也
- Engineer
古山 善将
- Engineer
大場 洋哉
- Engineer
小須田 達哉
- Engineer
岩中 宏充
- 3DCG Designe
中嶋 真理
- 3DCG Designe
川村 崇
- MV Director
小林 壮
- Designer
伊藤 良一
- Special Thanks
株式会社TTR
- Support Member
角田 一樹
- ©︎円谷プロ