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京都水族館 春を楽しむインタラクティブアート 「桜といわし」

Launch 2016.04.01

京都水族館さまより、冬のイベント「雪とくらげ」に続いて、季節を楽しむインタラクティブアート第二弾「桜といわし」を企画・プロデュース・制作させていただきました。
いわしの魚群を桜吹雪に見立て、水族館ならではの「海の中のお花見」をイメージした、「季節といきものを掛け合わせたインスタレーション」は大きな話題を集めました。また、PRにおいては、キービジュアル・特設サイト・プロモーションムービー・交通広告なども合わせてトータルで企画・制作させていただきました。

一番大事にしたことは、お客さまに本物のいきものを見ることを十二分に楽しんでもらうこと。
映像投影や桜の照明演出などを盛り込みながらも、水槽内のいきものに注目を集める空間設計が必要でした。また吹き抜けの広い空間で、1階と2階どこから見ても楽しめる設計が必要でした。

「海の中のお花見」を表現するため、大水槽前の広い空間をいくつかのセクションに分けて没入感を高めるよう設計しています。

▼いわしの誘い
出入口には透過性の暖簾を重ねて映像を投影し、いわしの群れが大水槽へと誘い込み、また送り出してくれます。センサーを設置し、人が出入りするタイミングでインタラクティブな魚の演出がお客さまから大変ご好評いただきました。

▼満開の桜
天井には満開の桜が敷き詰められていて、美しい桜のライトアップが楽しめます。
多数のDMX照明を細かく制御することで空間全体と連動する「光の演出」を実現しました。

▼立体的な映像表現
水槽前吹き抜けには透過に優れたスクリーンをいくつも重ねることで、まるで空中に花びらが舞い、いわしの群れが渦を描くような立体的な映像表現を実現しました。「映像」や「桜のライト」が連動し、1階2階どこから見ても水槽と調和のとれた空間になりました。

▼桜の香り
エアアロマ様にオリジナルで調合していただいた「桜のアロマ」が空間全体に広がり、香りの演出にもこだわることで空間への没入感をより一層高め、お客様の滞在時間を延ばす動きに繋がりました。

CREDITS

Agency
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Production
1-10drive
1-10design
Executive Producer
梅田亮
Producer/Planner
北原妙子
Projectmaneger
澤井弘和
ArtDirector
杉本健介
TechnicalDirector
森岡東洋志, 真辺浩二
Engineer
徳井太郎, 坪倉輝明
Desiner
辛ナリ, 大林巧, 井原健志(Freelance)
MarkupEngineer
新井成幸

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