関西テレビアトリウム等社屋改造計画

＜関西テレビアトリウム等社屋改造計画／場所：関テレ扇町スクエア・インタラクティブエリア（大阪・扇町）＞

関西テレビの１Fにあるアトリウム空間。
普段は、キッズプラザへ来る子供たちや扇町公園への通り道として賑わうこの空間を、開局55周年を機に、ウェブ連動や体験型コンテンツなど、
新しいメディアの象徴としてリニューアルしたいとご相談を受け、
プロジェクトが始動しました。

「おもろいやんけ！」「クリエイティブがにじみ出す」をテーマに、子どもから大人まで、昼夜問わず楽しめる空間を目指しました。ハチエモンランド、HOT WORD SCREEN、サウンドサークルビジュアライザーなど、印象強いコンテンツを制作。子どものみならず通行人が思わず足を止めて遊んでしまうなど、大変ご好評いただいています。

4K対応16面モニタやそれを覆う湾曲スクリーン（プロジェクションマッピング）、空間全体を演出するLED照明など、可能性が広がる環境の中で、以下のようなコンテンツを制作いたしました。

■ハチエモンランド
関西テレビのキャラクターであるハチエモンと画面内で遊べるARコンテンツ。
通りがかる度に反応する可愛らしいハチエモンのと戯れるお子様が多く見受けられました。

■HOT WORD SCREEN
世の中のトレンドワードをスクリーンセーバーのように眺めることができるコンテンツ。
Yahoo!リアルタイム検索と連動し5分おきに情報が更新されます。
毎⽇通っている人にとっても飽きのこない空間演出を目指しました。

■CircleSoundVisualizer
様々なイベントに適応できる空間演出として、BGMと連動するビジュアライザー。
他のアプリケーションを含め、夜の空間演出コンテンツも制作させていただきました。

■ボジョレー・ヌーボーカウントダウンアプリ・映像
ボジョレー・ヌーヴォーの解禁イベントに使用するカウントダウンのアプリケーションと映像を制作。
カウントダウンのシーン転換の映像やXMLでコンテンツを入れ替えられる仕組みをご提案いたしました。

■ハードウェア／ミドルウェア関連
リニューアルするこの空間にふさわしい「おもろい」コンテンツの企画はもちろんのこと、
カメラやKinectの認識範囲の検証、コンテンツ制作の可能性を模索、様々な検証を行い、ハードウェアの現地セッティングまで関わらせていただきました。
実際の成果物として、以下のようなアプリケーションを制作しています。

■DMX Mapper
数百個ものLED照明を制御するアプリケーションを開発。スクリーンの映像とあわせた演出が可能です。

■上部スクリーン湾曲補正プログラム（プロジェクションマッピング）
直径約10mの極端に湾曲したスクリーンに映像を映し出すため、制御用アプリケーションを制作しました。