CREATIVE IS PHYSICAL BATTLE – dotFes 2010 TOKYO

Launch 2010.11.14

2010年11月14日に、3331アーツ千代田にて開催された「dotFes 2010 TOKYO」。
弊社からは "CREATIVE IS PHYSICAL BATTLE" を展示させて頂きました。
クリエイティブの現場では「想いだけではなく体力も必要である」を問うた作品。サンドバッグを叩くことで画面内のキャラクターを操作する対戦格闘ゲームです。当日は、お子さまからご年配の方まで多くの方にプレイして頂き、代わる代わる楽しそうにサンドバッグを叩く姿が印象的でした。

In November of 2009, 1-10design celebrated its tenth anniversary. We consider 2010 to be an important turning point and a year predicting how the next ten years will go. We are working toward institutional reorganization, social education, and raising department-level expertise. In terms of production, we want to return to the its pure form once again, that is, to reconsider the essence of creation. By reenforcing the importance of production, we hope it will creativity propels us to the next step.In order to outride the storm of the information revolution and its uncertainly, we believe stronger then ever in the solid foundation of both creativity and production. Manifesting this vision like our own Ten Commandments, we have spent over six months in creating our new company site, which embody our vision of the creative process.

昨年に続き参加させて頂いた dotFes。
今年は「とびだせ!インタラクティブ」をテーマに、イベントの主軸はデジタルインスタレーションです。お話を頂いた当初からインスタレーションに強い企業の参加が多く、そこで、技術ではなく面白み溢れる「弊社らしい作品」を模索しました。

サンドバッグからの入力を得るためには思考錯誤の連続でした。サンドバッグの内部に圧力センサーを設置。圧力センサーは検証の結果、オリジナルセンサーを採用。センサーはサンドバッグの内外で感度が異なるため、その感度の向上に多くのエンジニアが協力して課題解決に向けて動きました。

また、モーションの気持ちよさもゲームでは重要なポイントです。モーションは自社サイトと同一なものがベースですが、専用に調整を加え、サンドバッグを叩いた直後のパンチ感にこだわりました。

多くの課題がある中、サンドバッグの強度は安全性も関わるため一番の問題でした。サンドバッグを叩き続けると、だんだんと芯がずれていき根元の強度が悪くなる問題(「バインバイン問題」)があります。このバインバイン問題を解決するために、何種類ものサンドバッグを試すなど苦心を重ねました。

直前までバインバイン問題の耐久性に調整を続け、迎えたイベント当日。
私たちのブースが展示会場の入り口付近ということで、ユーザーの目を惹いたようで、お子さまからご年配の方まで多くのユーザーに遊んでいただきました。ブースには多くの見学客も出るほどの盛況で、皆さんが代わる代わる楽しそうにサンドバッグを叩いては汗を流す様子を見て、私たちが問いかける「体力の重要性」というテーマが少しは伝わったのではないかと思います。

なお、当日は開発チーム(真辺・河合・長井)によるプレゼンも行われ、具体的にシステムについてお話しました。
資料が以下からご確認頂けます。あわせてご覧ください。
http://events.1-10.com/2010/dotfes-2010-tokyo/slide/

CREDITS

Client
dotFes 2010 TOKYO
Production
株式会社ワン・トゥー・テン・デザイン
Creative Director
澤邊芳明
Designer
高岡尚司, 中野広土
Flash Developer
長井健一, 河合育夫
System Engineer
真辺浩二, 水谷賢太郎

TAG

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