POCKYMAN PARADE

Launch 2010.11.07

11月11日の「ポッキーの日」に向けて、11月7日(日)渋谷にてグリコ様のイベントが開催されました。当日は渋谷で多くのポッキーイベントが行われ、弊社はその一環として、渋谷スクランブル交差点のグリコビジョンを使用したデジタルサイネージ 「POCKYMAN PARADE」を制作しました。渋谷交差点のLIVE映像とポッキーのキャラクターであるポッキーマンをリアルタイムに合成させたものをビジョンで流すことで、まさに渋谷がジャックされる様子を演出しています。画面内ではみんなでパレードしたり、UFOに乗ったり、謎の行動をとったり、巨大ポッキーマンも登場してきたり、ポッキーマンを演技?(遊ば)させることで、渋谷に訪れた方へ対して驚きを提供すると同時に、改めて商品(ポッキー)の訴求と認知を広めることを目指しました。

現地に来られた方に対して商品およびイベントの訴求をするため、演出のおもしろさ・ライブ感・テレビを真似たインタフェース、あるいは放送事故が起きない安全性など、さまざまな課題が課せられました。
そのためには磐石なシステムが必須でした。「渋谷のLIVE映像→スタジオ→合成システム(PC)→スキャンコンバータ→グリコビジョン」まずこの映像データのフローに問題がないか検証を重ねることから始まり、フロー確立後は合成システムの構築(Flash)に移りました。
映像信号の遅延を考慮し、レスポンスよい反応と合成のなじみに時間をかなり要し、イベント前日に完成することになりましたが、結果は満足いくものに仕上がったと思います。最終的には演出を組み合わせることで、同じ流れは二度ない構成にしており、見る側もやる側も飽きないコンテンツになったかと思います。

イベント1日間のみのサイネージ企画の性質上、WEBサイト制作とはまた違った工程で進みました。ビジョンへの画像送出確認は本番当日まで確認することもできないため、当初は少し戸惑いもありました。
システムが出来上がるにつれ本番にて緊張しないように、当日を想定したシミュレーションを何度も繰り返すことで上記の心配を払拭し、自身を持てたことで、本番ではミスも機材トラブルもなく、無事に企画を終了させることができました。CGと言えど交通法を無視した危ない行為の演出はNGなので、交代でLIVE画面を常にモニターし続けることが大変でしたが、今ではよい思い出となっています。

渋谷駅からでた瞬間、ビジョンに自分とポッキーマンがリアルに合成された姿を見た方は驚きとともに楽しんでいただけているご様子でした。またtwitter等でも大きな反響を得ることができ、イベント全体を盛り上げる要素として成功を感じています。

CREDITS

Client
江崎グリコ株式会社
Agency
株式会社電通 関西支社
Production
株式会社ワン・トゥー・テン・デザイン
Director
葛原知弥
Motion Designer
安田吉宏
Flash Developer
長井健一
Technical Support
水谷賢太郎
OtherStaff
Planner / Art Director:
土屋泰洋(電通 関西支社)
Planner: 槙島 量(電通 関西支社)
Account Planner: 舟坂 幹(電通 関西支社)

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