OUTLINE
東急リゾーツ&ステイ株式会社との協業を通じて、新たな宿泊体験を創出
株式会社ワントゥーテンは、ホテル空間のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進すべく、東急リゾーツ&ステイ株式会社と協業を開始しました。
ホテルを単なる「滞在場所」として捉えるのではなく、デジタルコンテンツによって宿泊者が心から楽しめる体験を提供し、空間そのものをより魅力的かつ快適に進化させることを目指しています。
2025年4月、取り組みの第一弾として「東急ステイ沖縄那覇」と「東急ステイ大阪本町」の2施設に最新のデジタルコンテンツを導入しました。

海の上に浮かぶような没入体験
沖縄の自然をデジタルコンテンツで体感できるフィットネスエリア

東急ステイ沖縄那覇では、フィットネススペースを、まるで沖縄の海の上を心地よく漂うような、没入感あふれる空間へとアップデートしました。
ヨガやトレッドミルといった基本的なフィットネスに加え、バランスボードを使用したサーフィンの擬似体験も楽しむことができ、身体を動かしながら非日常を味わえる演出となっています。
投影される映像は「朝」「昼」「夕暮れ」「夜」と時間帯に応じて変化し、イルカの登場や夜空に広がる花火といった演出を組み合わせることで、訪れるたびに新鮮な体験を提供。
日常のトレーニングが特別なひとときに変わる、沖縄ならではのフィットネス体験を実現しました。

フィットネススペースの壁全面に、雄大な水平線が広がる沖縄の海をイメージした映像をプロジェクションマッピング。
リゾートホテルならではのリラックスした空間の中で、ヨガやトレッドミルなどの多彩なフィットネスメニューを楽しめる空間演出を施しました。
さらに、サーフィンの擬似体験ができるバランスボードを利用すると、まるで沖縄の海の上を漂っているような感覚を味わうことができます。
映像はリアルな時間と連動し、朝・夕方・夜へと変化。加えて、イルカが海を跳ねたり、沖合を大型貨物船が通過したり、夜には花火が打ち上がるなど、臨場感あふれる演出を取り入れました。
飽きることなく、何度でも訪れたくなるような特別な空間体験を提供します。

コンテンツのポイント
1)現実とデジタルがシームレスにつながる映像演出
リアルな時間軸に合わせ、映像の風景も朝・夕方・夜へと変化するシステムを導入。
これにより、バーチャル(デジタル)の世界が、リアル(現実)とシームレスにつながっているかのような錯覚を生み出し、より自然な没入体験を提供します。
2)鏡を活用した没入感の向上
映像を投影する壁の反対側には、一面に鏡を設置。
映像と鏡を組み合わせることで、空間の広がりを演出し、まるで海に包まれているかのような圧倒的な没入感を創出しました。
3)コンテンツに合わせたオリジナルBGMも制作
実際に三線の音を録音し、沖縄の海を想起させるアンビエント空間に調和するように、音の隙間に浮かぶようなサウンドデザインを施しました。
ループ再生でも飽きず、長く居たくなるような没入感を演出しています。
東急ステイ沖縄那覇のキッズスペースに導入したデジタルコンテンツについては以下をご覧ください。
https://www.1-10.com/works/tokyustay-okinawa_kids_skytrip
東急ステイ沖縄那覇 NEWS
https://www.tokyustay.co.jp/hotel/ON/topics/2025/04/post_95.html
CREDITS
- Client
- 東急リゾーツ&ステイ
- Account Executive
- 西澤 侑里子
- Creative Director / Planner
- 村上 琢哉
- Producer
- 岡田 彰
- Project Manager
- 角田 一樹
- System Integrator / Sound Designer
- 林 響(TOYOMU)
- Motion Designer
- 西 沙霧
- Special Thanks
- 下田 裕幸、森 江里香