OUTLINE
東急リゾーツ&ステイ株式会社との協業を通じて、新たな宿泊体験を創出
株式会社ワントゥーテンは、ホテル空間のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進すべく、東急リゾーツ&ステイ株式会社と協業を開始しました。
ホテルを単なる「滞在場所」として捉えるのではなく、デジタルコンテンツによって宿泊者が心から楽しめる体験を提供し、空間そのものをより魅力的かつ快適に進化させることを目指しています。
2025年4月、取り組みの第一弾として「東急ステイ沖縄那覇」と「東急ステイ大阪本町」の2施設に最新のデジタルコンテンツを導入しました。

天候などにも左右されない沖縄での新たな滞在の楽しさを提供
アナログとデジタルが交わるキッズスペース

東急ステイ沖縄那覇では、「折り紙」というアナログの温かみと、「プロジェクションマッピング」というデジタル技術を融合させることで、子どもたちの知的好奇心を刺激し、親子のコミュニケーションを育むエデュテインメント・デジタルコンテンツを導入しました。

キッズスペースの壁面には、沖縄の海・森・村をモチーフにした美しい風景をプロジェクションマッピングで表現。
そこに、折り紙で作った紙ヒコーキを実際に飛ばすことで、ヒコーキが映像の中へ入り込み、沖縄の空を自由に飛び回る、直感的に楽しめるインタラクティブな体験を提供しています。
さらに、空に浮かぶ“?”マークに紙ヒコーキが触れると、そのマークが反転し、「首里城」「沖縄そば」「シーサー」など、沖縄を象徴する名物が次々に登場。
子どもたちは遊びを通じて、沖縄の自然や文化に楽しく触れることができる、エデュテインメント(教育 × エンターテインメント)要素を兼ね備えたコンテンツです。
この体験は、子どもたちの好奇心と学びの感性を同時に刺激する、デジタル時代ならではの新しい遊びのかたちを提案しています。


コンテンツのポイント
1)親子で楽しめるアナログ×デジタル体験
体験の中心には「折り紙」という昔ながらの遊びを採用。親が子どもに紙ヒコーキの折り方を教え、一緒に飛ばすことで、自然な親子のコミュニケーションが生まれる設計にしています。
2)遊びながら学べる知育コンテンツ
紙ヒコーキが“?”マークに当たると、「首里城」「沖縄そば」「シーサー」など沖縄の名物が登場。楽しく遊ぶ中で、沖縄の文化や歴史に触れられる仕掛けを盛り込みました。
3)想像力と好奇心を刺激する仕掛け
紙ヒコーキが映像の中を自由に飛び回る演出により、子どもたちの想像力や知的好奇心を引き出し、印象深い旅行体験へとつなげます。
4)継続的なアップデートが可能な拡張性
映像は、沖縄の「海」「森」「村」の3ステージと、「朝」「夕暮れ」「夜」の時間帯に切り替わる構成。全26種類の沖縄名物もランダムに登場し、今後も内容の追加・更新が可能な拡張性を持っています。
5)コンテンツに合わせたオリジナルBGMも制作
まるで絵本の世界にやってきたような感覚になってもらうべく、南国のリズムを取り入れた柔らかなオリジナルBGMを制作。
遊びにより効果音(SE)が加わることで、子どもたちがワクワクし、自然と体を動かしたくなるような、遊び心あふれるサウンド設計を目指しました。
東急ステイ沖縄那覇のフィットネススペースに導入したデジタルコンテンツについては以下をご覧ください。
https://www.1-10.com/works/tokyustay-okinawa_fitness_oceanserenity
東急ステイ沖縄那覇 NEWS
https://www.tokyustay.co.jp/hotel/ON/topics/2025/04/post_95.html
CREDITS
- Client
- 東急リゾーツ&ステイ
- Account Executive
- 西澤 侑里子
- Creative Director / Planner
- 村上 琢哉
- Producer
- 岡田 彰
- Project Manager
- 角田 一樹
- System Integrator / Sound Designer
- 林 響(TOYOMU)
- Designer
- 上野 澪、村井 昌子、亀田 侑希
- Motion Designer
- 西 沙霧
- Engineer
- 廣居 達也
- Special Thanks
- 下田 裕幸、宮内 浩輔、森 江里香