OUTLINE
東急リゾーツ&ステイ株式会社との協業を通じて、新たな宿泊体験を創出
株式会社ワントゥーテンは、ホテル空間のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進すべく、東急リゾーツ&ステイ株式会社と協業を開始しました。
ホテルを単なる「滞在場所」として捉えるのではなく、デジタルコンテンツによって宿泊者が心から楽しめる体験を提供し、空間そのものをより魅力的かつ快適に進化させることを目指しています。
2025年4月、取り組みの第一弾として「東急ステイ大阪本町」と「東急ステイ沖縄那覇」の2施設に最新のデジタルコンテンツを導入しました。
東急ステイ大阪本町
Immersive Elevator Hall (18F) / Affordance Entrance (1F)
Immersive Elevator Hall
没入感とWOW体験で非日常の世界へ誘う、最上階のプロジェクション空間
ロビーおよびラウンジがある18階のエレベーターホールを、非日常への入口となる没入型空間としてアップデート。
床一面にプロジェクションを投影し、壁面には反射素材を採用することで、まるで幻想的な世界に迷い込んだような没入感を演出しています。
さらに、宿泊者の動きに反応して足元の映像が変化するインタラクティブ演出を加えることで、視覚的な驚きと臨場感を創出しました。
昼は「金魚が泳ぐ水面」、夜は「星空」をテーマにコンテンツが切り替わり、時間帯ごとに異なる世界観を体感できます。
夜の演出では、足元に天の川のような星々が流れる「星空」の演出がロビーへの自然な誘導導線となり、快適かつ日本らしい繊細な“おもてなし”を表現しました。
コンテンツのポイント
1. デジタル技術で創り出す、昼と夜で異なる幻想的な空間
2. インタラクティブな星空演出がもたらす心地よい誘導体験
3. 大阪の「水の都」を象徴する、デジタルアートの金魚たち
4. デジタル技術が生み出す、新たなホスピタリティの形
Affordance Entrance
花びらの流れが誘う、ストレスフリーなエントランス導線設計
1階のエントランスには、宿泊者が自然にエレベーターへと導かれるよう、複数の小型スポットプロジェクターを天井に設置。
花びらがひらひらと風に舞い、エレベーターの方へと流れていく映像を投影しました。
従来の案内サインに頼らず、デジタル演出によって直感的な動線誘導を実現しています。
さらに、出口方向には逆向きに花びらが流れる演出を施すことで、チェックイン・チェックアウト時の宿泊者動線の交差を防ぎ、スムーズな導線設計を実現。
この演出は、春は花、夏は魚、秋は紅葉、冬は雪の結晶と季節に応じて映像のモチーフを変更させることで、日本ならではの四季の移ろいを感じるエントランス体験を提供します。
コンテンツのポイント
1. デジタルプロジェクションによる自然な動線誘導
2. 映像技術による空間の情緒的な演出
3. インタラクティブな映像で快適な導線を確保
CREDITS
- Client
- 東急リゾーツ&ステイ株式会社
- Account Executive
- 西澤 侑里子
- Creative Director / Planner
- 村上 琢哉
- Producer
- 重山 航哉
- Project Manager
- 澤井 宏和、角田 一樹
- System Integrator
- 林 響、下田 裕幸
- Sound Designer
- 林 響(TOYOMU)
- Engineer
- 稲田 優太
- Movie
- 杉本 健介(株式会社アールディー)
- Designer
- 坂能 光希
- WORKS撮影・編集
- 新福 健太
- Special Thanks
- 森 江里香




